お知らせ・活動内容

デイケアスタディ~調子の悪い時と薬の作用~

◇2019年2月27日◇

午後のプログラムで心理教育プログラム「デイケアスタディ」を行いました。

今回は5回シリーズの4回目。「調子の悪い時と薬の作用」を行いました。

前半は「調子の悪い時」に取り組みました。「元気の道具箱」をあげてもらい、「自分が調子が悪くなったらどうなるか」「そのときに自分でする対処」と「周りにお願いすること」をあげてもらいました。

上はその板書です。調子が悪い時は「体に症状が出る」「気分に症状が出る」「行動に症状が出る」とまとめられます。

自分でできる対処は「体を休める」「好きなことをする」「外に出る」などでした。

周りに頼むことは「そっとしておいてもらう・ほっといてもらう」「話を聞いてもらう」「代りに買い物に行ってもらう」など。周りに助けを求められるのは良いことですね。

薬の作用の話では、「食後30分以内に薬を飲むのは、ゆっくり吸収させるため」だったり、「食後だと飲み忘れしにくくなる」などをしました。薬を飲み忘れた際は、「主治医によっては飲み忘れたら1回くらいは飲まずに飛ばす」「間に3~4時間あけて飲んでいく」などをしました。いずれにしても、飲み忘れた回数を主治医に伝えたり、そのときの対処を主治医に聞いておくといいですね。

今回は10名以上が参加されました。ちょっと時間がなくて薬の作用をあまりお話しできなかったのが残念です。月1回の心理教育プログラムを継続して、メンバーさんと病気や薬についても話していきたいと思います。(#^.^#)