デイケア コースのご紹介

デイケア コースのご紹介

コース イメージ図

デイケア コース

コース 内 容
ライフエンジョイ
-再発防止-
基礎的な生活力を身につけるコースです。
生活リズムを身に着けることによる基礎体力の向上、メンバーとの交流を通じた社会性の向上、病気の理解を深めることによる再発防止などを目指す方を対象としています。
ワークトライ
-就労準備-
就労するにあたり不安や悩みを抱えている方へのプログラムです。
グループワーク、グループディスカッションを通し、就労に必要なマナー、心得、面接等の練習を行います。

参考資料

ワークトライ(就労準備)コースのご案内

ライフエンジョイ
-再発防止コース-

さまざまなプログラムや活動、仲間との交流を通してより自分らしく生き生きと地域の中で生活をする技術を身につけるコースです。
生活リズム、服薬管理、基礎体力を増強し、社会性の向上、病気の理解を深め、再発防止を目指す方を対象としています。作業療法、芸術療法、運動療法、心理社会教育、交流を通して様々な技術を身につけ、社会復帰を支援します。

ステップアップコースとして就労準備コースに移行することができます。

当コースの特色

  • 医療法人の専門性を活かし、豊富な専門知識を有した医師、精神科看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士がチームとして生活面、身体面、精神面の様々な悩み、相談に乗り支援します。
  • デイケア参加中に当院医師の診察を受けることが出来ます。
  • 特色ある音楽療法、絵画療法、創作活動などの芸術療法でこころとからだを癒します。
  • 大規模デイケアの利点を活かし、少人数から大人数までのグループ活動の効果を体験することができます。
  • 豊富なイベント、行事により各メンバーさんの個性を引き出し、能力発揮の場を提供します。
  • アットホームな雰囲気で、メンバーさん主体の活動を支援していきます。
  • 栄養バランスの良い食事(昼食・夕食)を食べて頂けます。

このような方にお勧めです

  • 生活リズムを整えたい方
  • 家以外の居場所、仲間を作りたい、交流の場を作りたい方
  • 体力や様々な能力を増強したい方
  • 病気の知識や理解を深めたい方
  • 将来的に就労を希望される方

①作業療法

  • 多国籍料理
  • 季節の料理(桜餅/柏餅/フルーツパフェ/芋煮/クリスマスケーキ/チョコレートフォンデュ/ぜんざい/甘酒)
  • 書道・ペン習字
  • 漢字の時間
  • 頭の体操・脳トレ
  • 園芸

②芸術療法

  • 音楽療法(音楽療法士によるリクエストピアノ音楽会・合唱指導・楽器・発声法・音楽セラピー/音楽鑑賞/カラオケ)
  • 絵画療法(絵画教室/スケッチ)
  • 創作活動(貼り絵/ちぎり絵/工作/手芸/造形物制作/革細工/ビーズ/バスケット・雑貨作り/コラージュ療法/展覧会)
  • 詩歌の世界(詩/俳句/短歌に親しむ)
  • 茶道

③運動療法

  • 室内スポーツ(卓球/ゲートボール/ポケットボール/ヨガ/太極拳/ストラックアウト/ダーツ/輪投げ/体操/ストレッチ/ロコモ体操)
  • 室外スポーツ(ウォーキング/グラウンドゴルフ/バドミントン)

④疾病・心理社会教育

  • 精神科医によるスタディ
  • 心理スタディ(臨床心理士によるグループセラピー/セッション)
  • リラクゼーション
  • 看護師によるスタディ
  • 薬剤師によるスタディ(講義/薬と睡眠/疾病/感染症について/個別相談その他)

⑤交流系

  • 毎月行事(季節のイベント)
  • 年間行事(お花見/カラオケ大会/七夕ギターコンサート/かき氷大会/ボーリング大会/日帰り旅行ツアー/社会科見学/展覧会/クリスマス会/冬のギターコンサート/初詣/将棋オセロ大会/運動会)
  • SST(社会技能訓練)
  • クラブ活動(卓球/バドミントン/グラウンドゴルフ/ゲートボール/風船バレー/合唱/美術/パソコン/手芸/漢字/囲碁)
  • 女子会・男子会
  • ゲーム大会
  • お誕生会
  • スポーツ大会(卓球大会、グラウンドゴルフ大会、ゲートボール大会、輪投げ大会)
  • 将棋・オセロ大会
  • テーブルゲーム、Wii

ワークトライ
-就労準備コース-

就労を目指す方を支援するコースです。

  • ブランクがあるけれど仕事がしたい
  • 今まで仕事をしたことがないので自信をつけたい
  • 一緒に就労を目指す仲間を作りたい

このような就労を目指す方を対象に、就労に必要なマナー、知識を学び、グループワークやディスカッション、SST、SCIT、心理テストを行い自身の振り返り、課題や自分の強みを見つけ能力開発を行い、発揮できるように支援していきます。また、基本的なパソコンの知識を身に付け同じ法人内の就労移行支援事業所にて作業体験を通して将来の就労をイメージできる力をつけていきます。 医師、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士の多職種の専門職スタッフが生活面、精神面、社会面にわたる幅広いサポートを行い、就労までのステップアップを全面的にバックアップしていきます。

当コースの特色

  • 医療法人のデイケアとして、豊富な専門知識を有した医師、精神科看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士がチームとして就労を支援します。
  • 常駐する臨床心理士、精神科看護師がこころの悩みの相談に乗り、認知行動療法、SST、SCITを行い考え方の傾向を知り、社会性を身に付けていきます。
  • 心理テストによる自己分析・比較効果測定を行い、自己の振り返り、課題や強みを発見し、充分に発揮できるようアドバイスを行います。
  • 同法人内の就労移行事業所の作業体験を通して、就労に必要なマナー、体力、挨拶、集中力を体験し今後に活かしていきます。
  • 行動に移すまでに時間がかかる方もグループワーク、グループディスカッションを通して就労に必要な協調性をはじめとした、積極性や自己表出、報告・連絡・相談ができるようになっていきます。
  • 1クール(6ケ月)のみではなく、2クール目もご希望により参加して頂けます。

コース概要

目的 就労のための身体的・精神的・社会的な準備をする
対象 就労意欲のある方(就労経験のない方、ブランクがある方含む)で半年間週4日参加可能な方
期間 1クール6ヶ月(2クール目以降は応相談)
参加日数 週4日以上
(就労準備コースメンバーのみの必須プログラム有)

※プログラム終了後は、主に就労移行支援事業所など先のステップへのご案内を行っております。

コース詳細

  1. マナー研修
  2. SST(社会技能訓練)
  3. SCIT(社会認知ならびに対人関係のトレーニング、認知行動療法)
  4. グループワーク(問題解決型、題材を選び企画運営を通して様々な役割体験)
  5. グループディスカッション
  6. 疾病・心理社会教育(疾病知識、再発防止、生活リズム、薬の作用・副作用、服薬管理その他)
  7. 勉強系(就労支援サービス、福祉的就労、開示非開示)
  1. PC教室
  2. 履歴書
  3. 作文
  4. 個別面接
  5. 心理テストによる自己分析・比較効果測定
  6. リラクゼーション

就労準備コース参加者の感想

マナー講座について
(身だしなみ、敬語、挨拶など)

  • 敬語の使い方を知らなかったので勉強になった(30代男性)
  • クッション語の使い方など、社会に出た時の言葉使いを学んだ(30代男性)
  • 日常で持つべき意識や、必要な知識を得ることができた(50代男性)
  • 電話のかけ方、受け方のタイミングを学んだ(50代女性、20代女性)
  • 最初に会った印象と言葉使いを学んだ(50代女性)
  • 明るく挨拶をするのが大切だと感じた(20代女性)
  • 講義を受ける前は気にしなかったが、講義を受けていくうちに大切さが分かって、知識が役に立った。日頃からマナーを気にするようになった(40代男性)
  • 初対面の人と接する時の第一印象が悪く思われないようにすることの大切さを学んだ(30代男性)

就労に関する知識について
(就労支援サービス、福祉的就労など)

  • 障がい者雇用のことを詳しくしることができた。障がい 者枠で就職するか真剣に考えるようになった(30代男性)
  • 自分の現状で自分を生かせる方法を知るヒントを得た(50代男性)
  • 仕事に対しての選択肢が広がった(40代男性)

作文について

  • 頭の中で考えたことを人にわかりやすい文章にすることの難しさを感じた(30代男性)
  • 物事を他人に簡潔にわかりやすく表現することを意識するようになった(50代男性)
  • 自分で考えることが大事だと感じた(50代女性)
  • 作文を書くための構成力、全体を見通す力のトレーニングができてよかった。これからの仕事に使えると感じた(40代男性)
  • テーマについて限られた文字数の中で文をまとめるのが大変だったが、回数を重ねる度に面白くなってきた(40代男性)

グループワークについて

  • イベントの運営時に、任された役割をしっかり実行しないと他人に負担や迷惑がかかるため、責任感を感じた(30代男性)
  • 準備の重要さを知ることができた(30代男性)
  • イベントで人前に出ることを嫌う自分を変えるきっかけになった(50代男性)
  • 報・連・相を学んだ(50代女性)
  • 協調性の大切さを学んだ(20代女性)
  • 他人と何か1つのことをやりとげるという意味を考えさせられた(40代女性)
  • 達成感の共有など数字では表しにくいところで大切なことがあると感じた(40代男性)
  • 色々な個性を持った人たちと協力し1つのものを作り上げていくのは、就職に向けていい訓練になった(30代男性)
  • イベントを運営し、無事成功した時の充実感はとても心地よかった(40代男性)

グループディスカッションについて

  • 他メンバーの意見を聞き、今まで知らなかった価値観や知識を知ることができた(30代男性)
  • 他人の考え方を知り、自分が意見をすることで自己表現の上達に役立った(50代男性)
  • 1人1人責任をもって意見を出し合った(50代女性)
  • 1人1人の意見を聞けてよかった(20代女性)
  • 人とのコミュニケーションの大切さを学んだ(20代女性)
  • 社会人になって意見を交わすことはあまりなくなる傾向にあると思う。話し合うことの大切さを改めて感じた(40代男性)
  • 各々の考えを知ることができ、改めてディスカッションという場が必要だと感じた(30代男性)

SSTについて

  • 電話対応や話し方をメンバー同士で練習でき、電話で落ち着いて話をすることができた(30代男性)
  • 人を知る、自分を知ることのできる場であり、人とのコミュニケーションに生かせるプログラムだと思う(50代男性)
  • 柔軟な発想を持って他人と接するという意味で勉強になった(40代男性)
  • 意識的に相手のことを考えるようになった(40代男性)
  • 仕事を辞めてから人付き合いが極端に減ったので、SSTに参加することで人付き合いのブランクを埋めることができた(30代男性)

SCITについて

  • 感情が人の行動に大きな影響を与えることを学んだ(30代男性)
  • 人間関係を学問的に捉えたプログラムだと思う(50代男性)
  • 「結論への飛躍(早とちり)」を避ける考えを知った(50代男性)
  • 行動、感情、気分・思考は互いに影響し合っていると学んだ(50代女性)
  • 注意深く人を観察することが大事なのだと知った(40代男性)
  • 相手がどのような考えを持っているか、自分がどのような対応をすればいいか、相手に対する対応の幅が増えた(30代男性)