心理スタディ~発達特性で自己理解と他者理解
◇2021年2月22日◇
午後のプログラムで、心理スタディ「発達特性で自己理解と他者理解」を行いました。
心理スタディとは、月1回、心理士が行うプログラムで、内容はその都度変わります。
発達特性とは、空気の読めなさや、こだわりの強さ、落ち着きのなさや集中の続かなさなど、発達障害に通じる特性のことです。誰しもが多かれ少なかれ持っていると思われます。
本田秀夫先生の新書「発達障害」をタネ本として、その中のケースをプリントで配布して音読し、解説したり、感想を言ったりしました。
参加者は6名で、スタッフ2名で行いました。参加者の参加動機は、「自己理解ができていない部分があるから参加した」「自分の性格や、人からどう思われているか気になり参加した」と聞かれました。
参加した感想は、「心理スタディに初めて参加した。前は自己発信ができなかったが、これから自己発信していこうと思った」「ASとかADHとか初めて聞いたが、勉強になった」「難しかったが、イメージがついた。こうすればいいというのがわかった」「コミュニケーションが大事だったりするんだなと思った」などがあげられました。
こだわりと落ち着きのなさは、誰でも、多かれ少なかれあるものだと思います(私にもあります)。発達特性は、なくすことはできないもののようです。こだわりと落ち着きのなさを、自分で理解して、自分をうまく操縦していく、自分を許容していければいいですね。
他者理解、メンバー理解にもつなげていければと思います。ご参加ありがとうございました。(#^^#)