お知らせ・活動内容

デイケアスタディ(心理教育)「地域生活と社会資源」

◇2018年8月29日◇

午後のプログラムでデイケアスタディ(心理教育プログラム)を行いました。

今回のテーマは第5回「地域生活と社会資源」。9名が参加されました。

デイケアの精神保健福祉士のスタッフも講師役として参加しました。

まず、今の良い体調を維持していくのに心がけていることを聞きました。「夜の睡眠」「生活リズム」「服薬」「人との距離感」「マイペース」などがあげられました。自分の良い状態を続けていくことが、地域生活にはまず大事になります。

ついで、地域外来通院医療の話をしました。自立支援医療制度のお話しをし、通院医療機関、院外薬局、デイケア、訪問看護を市役所で登録して、精神科の通院医療費をおさえます。入院医療費の高額療養費制度もお話ししました。

福祉制度では、障害年金、精神保健福祉手帳、生活保護の話しをしました。年金の等級、手帳のメリットなど。「生活保護は何歳まで受けられるんですか?」などの質問がされました。

福祉サービスでは、就労移行支援事業所、相談支援事業、地域活動支援事業、グループホームなどの話しをしました。就労移行の話しは皆さんなじみがないようで、「はじめて聞きました」などが感想で出されました。精神科救急情報センター、#7119の話しもしました。

みなさん「ためになりました」と感想を話されました。

精神保健福祉士さんが詳しく話をしてくれて、大変参考になりました。こういった話しができるプログラムはいいなーと思いました。(*^_^*)